パイ生地が手に入ったら作ってほしい!~キッシュ~
こんにちは!
皆さん、キッシュという料理はご存じでしょうか?
キッシュとは、フランスのアルザス=ロレーヌ地方発祥の家庭料理です。卵や生クリーム(もしくは牛乳)、チーズ、ベーコン、野菜などを混ぜ合わせた卵液(アパレイユ)を作り、それをパイ生地やタルト生地の中に流し入れてオーブンで焼いたものです。
キッシュの名前は、ドイツ語でケーキを意味する「クーヘン」に由来するとされています。フランスのロレーヌ地方はドイツとの国境に近く、言葉も影響を受けていたようです。クーヘンがロレーヌ語の「キューシュ」へ、さらにフランス語の「キッシュ」へと変化していきました。
キッシュの起源は、紀元前1500年頃の古代ギリシャにまで遡るとされています。当時、ギリシャ人は、卵とチーズ、野菜などを混ぜ合わせた「ガラクトプロト」という料理を作っていました。この料理が、キッシュの原型になったと考えられています。
キッシュは、中世ヨーロッパにおいても広く食べられていました。当時は、主に野菜や魚介類を使ったキッシュが作られていました。
近代になって、キッシュはフランスのアルザス=ロレーヌ地方で発展しました。アルザス=ロレーヌ地方は、ベーコンやチーズなどの乳製品が豊富に生産される地域です。そのため、キッシュには、ベーコンやチーズがよく使われるようになりました。
特に、ベーコンやチーズをたっぷり使った「キッシュ・ロレーヌ」は、アルザス=ロレーヌ地方の代表的な郷土料理となりました。
キッシュの魅力は、なんといってもその豊かな味わいです。卵液とチーズがとろけ合って、濃厚なコクと風味を楽しむことができます。また、ベーコンや野菜などの具材の旨味も加わり、さらに美味しさがアップします。
また、キッシュは、オーブンで焼くだけで簡単に作れるのも魅力です。生地と具材を用意したら、あとはオーブンに入れて焼くだけなので、忙しい時にも気軽に作ることができます。
ぜひ一度、当店で食べてみてください。
ご来店お待ちしております。
0コメント